提言

間伐材で家庭発電所を !! (2009.7.25)

                                                                                  株式会社スターリングエンジン

                                                               創業者 (会長) 手塚信利

いよいよ国民が待ち望んでいた総選挙が始まりました。そのキーワードは"変革です。オバマ政権では疲弊した経済の建て直しに"環境とエネルギーを選び、総額15兆円(1500億ドル)を投入することを決定し、直ちに実行に入りました。その考えの中には、単に失業者を救済し、窮状を打破することだけに留まらず、新しい経済と市民社会を構築したいという、しっかりとした思想があります。

では、わが国では何を成すべきか?

 

全ての家庭を発電所とします。

 

1.全国に44億㎥(2007年現在)存在する森林を、毎年適正に間伐することによって得られる約1億㎥の木の幹、枝をチップ、ペレットとし燃料とします。(建材などに利用される分は別除)

2.当社が開発したスターリングエンジンシステムで、バイオマス発電、給湯を行います。(CO2ゼロ)

  3kwは小型業務用、集会所用、温室用など、

  1kwは家庭用(写真参照)

 

“ホームパワー”

1KWフリーピストンスターリングエンジン(開発中)

 

  地域の周辺の森林からの間伐材を使用するので、家庭での電気代、プロパン、灯油代は大幅に圧縮。現在の電気代、プロパン、灯油代は地方の4人家族で年間 22−25万円の支出となります。この方式により、年間 15−20万円程度で納まり、家計上、毎年5−7万円の節約ができます。

3.山林で間伐された木材等は里に引きおろし、小型動力の破砕機で破砕、乾燥してチップ、ペレットとしてバキュームカーでの輸送、配達も可能。現在林地残材として放置されている毎年2000万㎥の間伐材もその対象になります。

4.間伐、輸送、破砕による燃料加工、チップ、ペレットの輸送販売は全て、地元の人間、企業が行うことにより、地域産業の振興に貢献します。

5.適正な間伐と森林の整備により、山口県、広島県などで起きている土石流などの自然災害がかなり防止できると共に、豊かな水により、下流域河川、近海での漁業、農業が回復する。同時に国民の健康維持にも大きく貢献します。

6.日本全体の森林の価値は70兆円と日本学術会議から平成13年に政府に答申されています。

  この貴重な遺産を保全し、治山治水の果実を確保し、子孫に継承するためには、毎年、その価値70兆円の3−5%程度の予算を計上すべきです。  

7.森林資源の豊富な、アルプスもある山岳国家オーストリアは、原子力に頼らないエネルギー政策を国民投票で決議し、石油依存からの脱却を志向し、再生エネルギーの利用を強化してきました。森林賦存量 10億㎥を毎年2%間伐し、2000万㎥を主として家庭の電気、給湯、暖房に使用して、家計の負担を大幅に減らしてきています。政府はそれを実行するための、作業道路網の整備、必要な機材への補助を行い、成功を収めています。

当社は従来型の、大規模、集中型のエネルギー拠点は、バイオマスに不向きであると確信しています。(一部例外もあります)

小型、独立、分散型の地域密着型のエネルギー拠点が、バイオマスエネルギーを普及する核となる方式であり、その究極の姿が家庭発電所です。

自治体、森林組合、NPO、山林オーナー、市民の方々で、ご関心をもたれる方には、その地域に合った具体的な提案をさせていただきます。またスターリングエンジンの機能について実機を視察されたい方は歓迎いたします。下記あてご連絡ください。

メールFtezuka@aol.com  TEL:    044-433-3662

 

 

最近の設置例

 

カンボジア輸出ST-5性能テスト(輸出済)

 

サンカ社設置

東京都西多摩郡瑞穂町

 

久慈ビッグファーム設置の発酵豚糞燃焼による温水器

(常陸大宮市)